marine assist DEMI
マリンアシストデミ です!
ダイビングやシュノーケリングをやってると・・・
水中にいるお魚が美味しそうに見えてくることがあります(笑)
中には
『これ!すっごい高級魚!!』
ってお魚に出会ったりすることもあります。
もちろん!
獲ってはダメです(笑)
そんな水中世界の美味しいお魚たち。
今回は、沖縄・宮古島の3大高級魚についてお話していこうと思います!
宮古島のお魚情報
本土と宮古島のお魚の違い
沖縄3大高級魚のお話の前に・・・
宮古島のお魚状況をお話しますね!
宮古島には色んなお魚がいます。
ただ、本土の方とはちょっと種類が違います。
何が違うのかというと・・・
・ 色
宮古島のお魚達は見事なまでに南国色をしてます(笑)
それはそれは・・・食欲を失うほどに(笑)
・ 脂
熱帯地域のお魚は水温が高いためか脂がのりずらいです。マグロにしてもほとんど赤身。
脂大好きな人には物足りないかもですね。
ですね。
特に色については宮古島の情報雑誌とか見ても
うわ!これ食べるの!!?って色の
こんなお魚達が並んでますね(笑)
パッと見、本当に食欲がわかない(笑)
県魚のグルクンだってまっかっかです
美味しくなさそうに見えるけど・・・
安心してください!
美味しいお魚もちゃんといます。
宮古島でのお魚の食べ方
お魚を好んで食べる方!
美味しくお魚を食べるのに必要なことはなんでしょう???
そうです!
第一に・・・
『鮮度』
そして
『下処理』『保存』
これが大事ですね!
で、宮古島は比較的気温・水温が高い時期が大半です。
そんな中、鮮度と保存が非常に難しくなります。
なので昔の沖縄や宮古島では・・・
あまり生魚は食べませんでした
なので、魚といえば基本的には調理するものがほとんどです。
沖縄の郷土料理で有名な
『マース煮』『マース焼』
といったものがあります。
沖縄では方言で
マース=塩
なので、塩煮と塩焼といった意味になります。
この魚に火を入れる技術がとっても高いんですね!
あと、郷土料理としては
バター焼き
がとても美味しいです!
こういった食べ方が一般的ですね。
ただ、勘違いしないでほしいのが決して生魚を食べなかったというわけではありません。
もちろん鮮度がいい状態のお魚はお刺身で食べます!
脂の乗ってるものは少ないですが淡泊で美味しいお魚も多いですよ。
沖縄・宮古島の3大高級魚
では!本題ですね!
宮古島にも美味しい魚がいるのがわかりました。
その中でも特に高級なものを
『沖縄3大高級魚』
といいます。
味はもちろん、捕獲しずらいだとか、個体数の問題だとか色々あるとは思いますが、私自身3大高級魚全て食べましたが確かに高級魚といわれるだけあって美味しいです!
では、一つずつ見ていきましょう!
高級魚1 アカジン(スジアラ)
名の由来
名 前 : スジアラ
沖縄名称 : アカジンミーバイ、アカジン
英 名 : Leopard coralgrouper
3大高級魚の中でも特に有名なアカジン!
水中にいる際は銀色に近い色なんですが、釣りあげたら赤い色になります!
沖縄の方言?で、
ジンはお金や金属という意味
なので、赤くてお金になるという意味でアカジンという名がついたそうです。
ちなみに・・・漁師さんはアカジンを釣るとほぼ自分たちでは食べません(笑)売った方が得なんで(笑)
種類
アカジンのことをアカジンミーバイとも呼ぶのですが、
ミーバイ=ハタ科のお魚
という沖縄の方言になります。
なので、アカジンはハタ科のお魚ということなんですね!
ハタ科といえば・・・代表的な奴がいますね!
『クエ』
あの高級魚と親戚ということです!
美味しいのも納得ですね!
そして・・・高級なのも納得ですね(笑)
調理方法
やっぱり!
新鮮なアカジンが手に入ったら・・・
刺身
で食べてみてください!
程よい脂と淡泊な魚ならではのうま味が感じられると思います!
ちなみに刺身をオススメしましたが・・・
このアカジンどの料理でもめちゃくちゃ合います
鍋
アカジンの鍋は最高級品になります。
とてもいい出汁が出るし身はやわらか皮目はゼラチン質でとても美味しい
いうことないですね!
他にも焼いてもよし!煮てもよし!
どの料理にでも合うのが高級魚アカジン!!
見かけたらぜひ食べてみてくださいね!
高級魚2 アカマチ(ハマダイ)
名の由来
名 称 : ハマダイ
沖縄名称 : アカマチ
東京名称 : オナガダイ
英 名 : Deepwater longtail red snapper
(そのまんまですね(笑))
色んな名称がありますね(笑)
沖縄ではアカマチと呼びます!
深海に生息(水深約100mくらいです)するので陸からはなかなか釣ることが難しいお魚ですね!
尾びれが非常に長いのですがその形状から
オナガダイ
と、呼ばれることもあります。
種類
フエダイ科のお魚になります。
ちなみにこのフエダイ科のお魚、沖縄では非常に美味なものが多いです
・ ハナフエダイ
(フカヤービタロー)
・ ニセクロホシフエダイ
(ヤマトビー)
・ ヒメフエダイ
(ミミジャー)
・ タカサゴ
(グルクン)
※( )内は沖縄方言です
知ってる人は知ってるラインナップですね!
これの頂点に立つのがアカマチです!
調理方法
アカマチもやっぱり!
新鮮なものはぜひお刺身で食べてみてください!
癖のない白身で臭みもなくとても美味しいです!
皮を引いたお刺身も美味しいですが、焼き霜づくりや湯霜づくりにして皮と身の間のうまみを食べるのも良いです。
また、アカジン同様、焼いても煮ても美味しく食べれます。
骨や余った皮はアラ汁にすると最後まで美味しくいただけます
アカジンよりかはリーズナブルで手に入りますので見かけたらぜひ食べてみてください!
高級魚3 マクブー(シロクラベラ)
名の由来
名 称 : シロクラベラ
沖縄名称 : マクブー
英 名 : Blackspot tuskfish
最後に!
沖縄・宮古島ならではの高級魚
マクブーです!
なんでマクブーって呼ぶのかは・・・謎です(笑)
尾びれの前に白い斑点が白い鞍のように見えるからシロクラベラと呼ばれてるのか・・・・も?らしいです(笑)
種類
このマクブーの何がすごいかっていうのが・・・
この種類ですね!
なんと、マクブーは・・・
『ベラ科』
なんです!
『ベラ』ですよ!『ベラ』!!
『ベラ』と聞いて『美味しそう』って感じる人・・・いませんよね?(笑)
ベラなのに3大高級魚に入ってる。。。
すごくないですか!?
なんか好きなんです(笑)
一応、ベラの名誉の為にも言っておきますが、ベラがまずいわけではないんですよね。
ベラは逆に非常に美味らしいんですが、固体が非常に小さかったり、色がカラフルで敬遠されたりと基本、食卓に並ぶタイプのお魚ではないです。
マクブーによく似た形状のお魚でいえば、『イラ』がすごく近いですね!
調理方法
こちらも新鮮であれば
ぜひ!お刺身を試してみて下さい!
アカマチと同様、湯霜づくりにしても美味しいです!
上品でほんのり甘い
とてもあの風貌からは想像できない美味しい身質です。
また、マース煮・マース焼きももちろん美味しくいただけます。
他のベラとは違って身がしまって美味しいんですね!
最後に
いかがだったでしょうか?
沖縄・宮古島3大高級魚
この知識を入れて
宮古島旅行に来てください!
市場に行くのが何倍も楽しくなるはずです!
そして、、、
ダイビングやシュノーケリングももっと楽しくなるはず!
だって・・・
私が水中で見つけたら絶対教えるから!(笑)
見つけたらめちゃくちゃ興奮しますよ!(笑)
捕まえはしませんが・・・。
見かけたらその日の晩ご飯は3大高級魚で決まり!ですね!!
探してもよし!
見つけて写真撮るもよし!
食べて沖縄を感じるもよし!
沖縄・宮古島
3大高級魚ツアーいかがですか?
ちなみに・・・アカジンは不動の位置ですが、たま~にマクブーは『タマン(ハマフエフキ)』という魚と入れ替わることもあるみたいです(笑)